HAYATO

ルディ/涙のウイニング・ランのHAYATOのレビュー・感想・評価

4.5
2024年54本目
本日はスーパーボウルということで、アメフト映画を鑑賞。テイラー・スウィフト間に合ってよかった。
本作は、実在の人物であるルディ・ルティガーの経験を基に制作されたスポーツドラマ
幼い頃からノートルダム大学のフットボールチームでプレーすることを夢見ていたルディは、経済的な事情と学力不足から進学を諦めかけていたが、唯一の理解者であった親友の死をきっかけに、再び夢に向かうことを決意する。
『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズのショーン・アスティンが主演し、『アイアンマン』シリーズのジョン・ファヴロー、『ザ・シューター/極大射程』のネッド・ビーティ、『ブルータル・ジャスティス』のヴィンス・ヴォーン、『ミセス・ダウト』のロバート・プロスキー、『死霊館』のリリ・テイラーらが共演。
『勝利への旅立ち』を見たルディ本人が、自身の体験を映画化してもらうため、監督のデヴィッド・アンスポーと脚本家のアンジェロ・ピッツォにアプローチしたことで実現した作品。
公開当時はさほど話題にならなかったものの、時が経つにつれて人気を獲得していき、現在では「最も素晴らしいアメフト映画」と評されている。
その評判と期待通り、勇気と活力を与えてくれる神作。
周囲の反対を押し切り、並々ならぬ熱意と努力をもってして夢に向かってひたすら突き進むルディの姿に感銘を受け、幾多の困難を乗り越えて夢を手にした瞬間の感動は計り知れない。
ある事をきっかけにアメフトを辞めると言いだしたルディに対し、色々と面倒を見てきた清掃員のフォーチュンが熱い言葉を語りかけるシーンが大変印象深く、「証明とは自分自身にすることだ」というセリフは、誰かに認められることよりも、自分自身がどう捉えるかが大切なのだと教えてくれる。
本作で映画デビューを果たした若かりしジョン・ファヴローは、体格的にアメフト選手の役なんだろうなと思っていたけど、まさかの金持ちインテリ大学生の役だった。
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