映画好きと自称するなら、トリュフォーは見ておかなければ…と思い、いざ一本目。
男とは単純な生き物だという真実を、短い時間に詰め込んだ秀作でした。
そして風をなびかせる麗しいベルナデット・ラフォン。自分の中では、自転車が印象的な映画のベスト5に入りそうです。
なんだかあの子供たちと同じころの自分の恋心が浮かんでくるようでした。自分が女だからか、サドルを嗅ぎたいと思ったことはないけれど(苦笑)、好きな人の自転車に触れたら、ドキドキしただろうなぁ。
少し切ない結末が待ってはいたけど、本当に悪意はなかっただろうし、ただただ純粋だったんだよねぇ、あの頃は。