かおる

断崖のかおるのネタバレレビュー・内容・結末

断崖(1941年製作の映画)
3.6

このレビューはネタバレを含みます

魅力的だが怪しい男と結婚した令嬢が、夫に殺されるのではと疑惑を深めていく様を描いた作品。


素敵〜♡って思って結婚したら一文無しの詐欺師なクソ男だったって言う笑
結婚するまではナンダコレ感満載のメロドラマで、正直そこまで面白さは感じられなかったんですが、結婚した途端にジョニーの情報が出され始めてリナがどんどん不安になっていくと、こちらもドキドキしました。

いとこのお金使い込む
→友人を唆して投資させる
→パリまで抵当を外しに行った友人死亡
→自分に保険がかけられるっぽい
→ミステリー小説家の友人から毒の情報を集める
→ミルクをすすめてくる
いや怖いって!!飲むわけないって!!!
その上怖くなって実家行こうとしたら、車で送る!って言い張るとか殺されるフラグでしかないじゃない!

そうかと思ったら、使い込んだお金を返せなくて自殺しようと思ってた??え??
しかもそこで、疑ってごめんなさいちゃんとやり直しましょう、は納得いかない!笑

結婚前から思ってたけど、リナの男見る目無さすぎ問題。今後も絶対競馬行くと思うよジョニー…


原題はダイレクトに「疑い」。
ビーキーとリナが怖い目に遭った、そしてジョニーが助けた(リナの時はまた状況が違うけど)崖、というところから来ているのでしょうか?たしかにこのタイトルなら、いい意味で結末は予測できないかも。
かおる

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