このレビューはネタバレを含みます
初鑑賞です。
字幕版です。
NHKのBSでの放送を録画しました。
嫌な気持ちになる映画でした(誉めています)。
夫婦についての映画として好きです。
①良かったところ
夫婦についての映画として、大変面白かったです。
本作では妻が「夫に殺されるのではないか。」と疑い始めます。そして、精神的に追い込まれていく過程が描かれています。
最終的に夫が「殺人を計画してない。」と言い、妻は夫を信じます。一応、ハッピーエンドです。
しかし、私はハッピーエンドと思えませんでした。
まず、「妻を殺そうとしていない」と夫が言っているだけです。真偽はわかりません。
また、仮に本当に殺そうとしていないとしても、この夫婦がうまくやっていけるかというと、私はかなり疑問です。
と言いますのも、この夫は金遣いが荒いです。一緒に生活するのは大変困難なタイプです。そのため、妻であるリナは今後も苦労するのではと思いました。
映画はハッピーエンドなのですが、個人的には不穏さを感じました。このギャップが私にはとても魅力的でした。
②その他印象的な点
・ジョーン・フォンテインさん
素敵でした。
ジョニーに翻弄されるリナを魅力的に演じていました。
・ケーリー・グラントさん
胡散臭いジョニーを演じられていました。絶妙でした。
・不気味なミルク
③まとめ
夫婦の映画として好きです。
また観たいです。