1968年 アメリカ 監督セルジオ・レオーネ
キャスト:ヘンリー・フォンダ、チャールズ・ブロンソン、クラウディア・カルディナーレ
当時の最高級のキャスト、監督。
ただヘンリー・フォンダが悪役で、マカロニウエスタンの変形版みたいなのが気になって、この映画はちょっと調べてみたくなった。
やっぱりいわく付きだった。
ヘンリー・フォンダの悪役で、アメリカでは人気でず、日本ではオリジナル20分短縮。
2019年にやっとオリジナル版が上映されたらしい。因みに、娘ジェーンフォンダとの和解はここから始まったらしい。
西部劇の最高傑作とのことだが、私はわからなかった。セリフが少なく、表情だけで演技するシーンが多い。この表情、何が言いたいのか、何を思っているのか、私の鈍い感性ではわからないシーンが多く、かえってセリフ付きで演技して欲しいくらいだった。だから、肝心のところがきっと理解してないと思う。
一番の見せ場、ハーモニカ(チャールズブロンソン)とフランク(ヘンリー・フォンダ)の決闘シーンは流石に痺れたが、この間合いは見た覚えがある。
そう、この間合いは間違いなく椿三十郎のラストを意識してる、と思ったのだが、どうでしょう?
チャールズ・ブロンソンの渋さ、目の美しさだけが残った。
#2022-38