ちー

ウエスタンのちーのレビュー・感想・評価

ウエスタン(1968年製作の映画)
3.5
研究第三弾。冒頭の駅の場面、ブロンソンを待つ三人の無意味な映像はタランティーノに相当影響を与えてるのでは?
これまで単純な西部劇ばかり観てきたので本作のような説明の少ない、様々な思惑が交錯する作品にすぐ頭がついていかなかった。もう一度観なければ。
おとぼけカントリー、対決のファズギター、クワイアのテーマなどモリコーネの曲はやはり良かった。ブルージーなハープの音色で主役が登場し、かっけ〜と思ってたら本人が吹いていたので笑った。
土地、金、女ぬきで勝負せねばならない男たち。お前のような古い男は利口な奴に追いやられるという台詞が印象に残った。西部劇の終焉のような作品でした。
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