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しあわせの隠れ場所のひのネタバレレビュー・内容・結末

しあわせの隠れ場所(2009年製作の映画)
4.3

このレビューはネタバレを含みます

こういう話好きだな。
素質を持った人が、その才能を十分に生かせる環境におかれて活躍できるって、こんなに素晴らしいことはないと思う。

生まれ育った環境によって、あらゆる物事に関してチャンスが獲得しやすかったり、回って来づらかったり、世の中不公平にできてるよな〜って強く思わされる映画だった。マイケルはそもそも良い子だけど、周りの友達?知り合い?の方々だって環境が違えば、人生違ったのかもしれない。

努力をすれば〜とも言われるけど、努力ができるかどうか、それにどれだけ注力できるかも生まれ育った環境によって違ってくるので、そう考えて言い捨ててしまえるのは、努力ができる環境で育ててもらえた恵まれていた人の意見に過ぎない。

じゃあリー・アンたちのような人々が沢山いれば、マイケルのような人たちを沢山救ってあげればと思っても、大学入学に関して調査が入ったように、周りからの偏見は存在して何らかの思惑があるんじゃないかと疑われてしまうから、現実そんなにうまくもいかない。良い話なんだけどそんな残酷さも感じた。

何よりもリー・アンだけでなく家族が皆優しい人たちで、家の人たちだけでもマイケルを守って味方でいたのは、彼にとってとても心強かったと思う。リリーコリンズがコリンズ役なのは何かの縁かなと思って観てた笑
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