Sonoko

バルジ大作戦のSonokoのレビュー・感想・評価

バルジ大作戦(1965年製作の映画)
4.3
ドイツとアメリカの戦いを描いている。
大抵はアメリカの目線でドイツはあまり描かれなかったり、細かな描写がないが、この映画は半々で描かれていた。
特に、ドイツの大佐役にロバート・ショウがなっており驚くほどドイツ人ぽくなっていたし、
主役級で描かれていた。
ドイツの緻密な作戦と、アメリカの後手後手の対応をハラハラして見ていた。
ヘンリー・フォンダの助言を「ただの勘」と扱い、とりあってくれなかったアメリカ軍上層部。
とりあっていたらもっと早く戦いも終わっていたのに。
また、この映画戦車の数はすごい。

英語が堪能なドイツ兵のみの部隊を作り、ドイツ軍より先回りさせ、アメリが軍が橋を崩壊する際には「こちらで処理します」と言い、信じ込ませた後ドイツ軍戦車に橋を渡らせた。
また、燃料補給にアメリカ軍の燃料庫を狙う。アメリカ軍がドイツ軍のガス欠に気づき、燃料を全て燃やすように指示した際に「了解」と答えた人はドイツ軍だった。
とにかくドイツ軍は頭がよかった。
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