ゆめぴりか

ワン・デイ 23年のラブストーリーのゆめぴりかのレビュー・感想・評価

3.5
大学生だった2人がしっかり大人になるまでの23年間を7/15という日にフォーカスして進んでいくお話し。
友達という選択をしながらも、曖昧な関係と確かにある信頼関係でお話が展開される。
恋愛って本当にむずかしくって、お互いがお互いを想い合っていても、タイミングとか縁とかハプニングにすごく左右されるもので、このお話の中でも両者がなんとなくずっとすれ違っているような描写、ストーリーが多くて切なくなりました。
2人の関係性と結末には驚きました。
でもこれも人生だな…と。
でも、紆余曲折して最後の結末を迎える寸前の2人の関係はとても素晴らしいものだったと思うし、観ている側も幸せなひと時を感じられました。
想い続けられる人がいる事、そういう人に出会える事ってすごく幸せなんだなと実感できる作品でした。