マーくんパパ

夜の騎士道のマーくんパパのレビュー・感想・評価

夜の騎士道(1955年製作の映画)
3.6
ルネ・クレール初のカラー作品、デジタルマスター修復版で観ると何とも鮮やかな色使い。ドンファン中尉G.フィリップの騎馬行進に色目秋波を送る町の娘、婦人たちの幕開けから始まって大演習出発前までに籤で決めた婦人を口説き落とせるか賭けをするドンファン・フィリップ。そのお相手が帽子屋を営むミシェル・モルガンだがどうもそのお堅くキツい風貌に馴染めない。駆け出しおきゃんなB.バルドーでも物足りないがもう少し適役女優いなかったかな?本気モードになる2人の恋の駆け引きよりも第一次大戦終わって色恋沙汰に浸る国の兵隊さん達や町の女たちの賑やかな様子を楽しんで撮っている雰囲気伝わるいかにもフランスらしい映画でした。