mau

オーケストラ!のmauのネタバレレビュー・内容・結末

オーケストラ!(2009年製作の映画)
4.1

このレビューはネタバレを含みます

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ロシアの共産主義の演説や主人公の落ちぶれた姿から始まるお話はドタバタ笑劇…そして感動のラストへ向かう。
~そして伝説へ~という副題が付きそうなくらいラストのオーケストラシーンは何かが込み上がって来るものがある。
オーケストラが始まってすぐは演奏しようとしたら、団員が遅れて入ってきた所では「だめだぁ…」と頭を抱えたりしました。
あれだけ党が!って息巻いていた政治家も「神がいるなら…」って祈ったり、本当の支配人を閉じ込めて主人公たちにオーケストラを演奏させたりしてるシーンも印象に残りました。
でもやはり、私は一番はヴァイオリンを担当したヒロインの母親と一体となってチャイコフスキーを弾くシーンが印象深い。母親が雪に塗れて狂った女と言われながらもシベリアでその手には無いヴァイオリンを弾く姿とヒロインが合わさって、主人公も若かった頃の姿が映るオーケストラ後半シーンは本当に感動が込み上げてきて大好きです。
最近涙腺が弱くなってきているからこんなに感動してジュルジュルしちゃうのではないのだと信じたい。
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