2009年公開
監督:ラデュ・ミヘイレアニュ
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共産主義化にオーケストラを追われた元指揮者が、パリの劇場からの出演オファーを”横領”して、再び舞台にあがることを画策するお話。
シンプルな筋書きをウィットにとんだ描写で、カラッと仕上げている微笑ましい作品でした。主人公たちは皆ロシア人の設定なんだけど、フランス映画ということもあって、彼らを「ちょっとよくわかんない人たち」として、割り切った心情描写にとどめていたところも正解だったと思います。
ラストのオーケストラのシーンは、ひねりはないし、唐突感は否めないのですが、そこは音楽の力。無理矢理いい感じで締めてくれました笑
2013年1月3日