戦車の中から戦況を見るとこういう感じだと観るものを完全に不安と言い知れぬ恐怖感がでる作品。これは、ある種の潜水艦映画だと。「Uボート」を観た衝撃に近い。リーダー不在、怯える砲撃手、臆病な操縦士、反抗…
>>続きを読むいろんな戦争映画で、戦車は「強敵」として、あるいは心強い「味方」として描かれる。いずれにせよ、強力な兵器として作品を彩る存在である。
だが、戦車の中には人がいる。各々が役割をこなし、適切に操ってこ…
このレビューはネタバレを含みます
中東の戦争のリアルの一端を知ることができる良作。戦車の中に同胞の遺体を収容するさま、娘の名前を呼んで叫び続ける被災女性が無下に扱われるさま、RPGを受け油とクルトンまみれになる車内など、実際に戦場を…
>>続きを読む監督自らがかつて従軍したレバノン内戦において、4人の若い戦車兵の置かれた極限状況が描かれる。全編が戦車内部での出来事と照準を通してモニターされる外部の様子だけで表現される。戦闘の全体状況がわからない…
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