オーウェン

妖精たちの森のオーウェンのレビュー・感想・評価

妖精たちの森(1971年製作の映画)
3.7
田舎の豪邸で暮らす幼い姉弟。
姉弟と仲良しで野卑な男クイントは二人の理解者。
その姉弟が目撃するクイントの行動や言動によって、それが正しいものと認識していく。

子供ならではの純粋さを逆手に取るドラマ。
天使のような容姿なのに、やってることは悪魔のようにもなる。
それが悪いことという認識がないから善悪の判断がつかない。

悪い行為であっても、子供たちにその意識がない。
それは教えられたことや見たものこそが真実だから。

ブランドの言動だったり、純真無垢を体現したかのような二人の子供だったり、配役も見事に合っている。
オーウェン

オーウェン