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ソウのizuのレビュー・感想・評価

ソウ(2004年製作の映画)
3.5
知らない人がいないので記録用です。

シリーズ1作目にして、1番面白い映画。これ以降はデスゲーム要素・グロ要素がメインとなり、そういうのが観たい人向けになって行く。

1作目は「ソリッドシチュエーションスリラー」(限定された空間の中で巻き起こる恐怖を描いたスリラー)、「ワンシチュエーションスリラー」というものを世に知らしめた作品で、「ワンシチュエーション、この映画であれば’’1つの部屋のみで完結する’’」といった内容。
良く同じように名を挙げられる類似作品は「CUBE」「リミット」。最近のものだと「フローズン」「FALL/フォール」「底なし...」「#マンホール(2023)」など、ワンシチュエーション作品が増えてきていますが本作「SAW」が原点にして頂点であると言っても過言ではないと思う出来。

ストーリーは「目覚めると知らない部屋にいた男性2人。足には鎖が、真ん中には死体が。そして部屋の至る所に脱出のカギ(ヒント)。果たして、彼らは脱出する事ができるのか?閉じ込められた理由は?」というものになっていて、120万ドルと低予算ながら大ヒットを残しています。

小さな部屋だからこそ「何故こんな所に?」という疑問、それらを少しずつ解消していってくれるヒント、キャラクターの過去回想と会話のみで成り立つ1時間40分。派手な演出や過激な描写はほぼ無く(一部グロ描写はあり)、映画にはストーリーと展開が大事なんだと分かります。

正直説明不要な作品ですよね~
私は本作は再鑑賞、2~6あたりまでは観てた記憶。

初視聴 記憶なし
再視聴 2023年11月30日
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