桃子

パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々の桃子のレビュー・感想・評価

3.8
「RPGだ!」

先日みた「アルゴ探検隊の大冒険」のレビューで最新の怪物を見たいなんてことを書いたのだけれど、この映画のことをすっかり忘れていた。ばっちり優良CGでヒドラやケルベロスやメデューサが出てくる。以前に見たことがある気がするのだけれど、内容は99%覚えていなかった(唯一見覚えがあったのは、ユマ・サーマンの生首)。それとも、どこかの映画館で予告編か何かを見た記憶だったのか…???
監督がクリス・コロンバスのせいか、ハリー・ポッターの雰囲気を感じてしまう。それと、3つの珠を求めて仲間で行動するというのはまさに「クエスト」であり、それぞれの珠がある場所で中ボスが珠を守っていて、そいつを倒してからでないと次の場所に行けないというのはまさに「RPG」である。ドラクエやFFで遊んでいた元ゲーマーとしては、最高にわくわくする展開だった。
ハリー・ポッターは原作を全部読んでいるけれど、この物語は存在すら知らなかった。ごめんなさい!この物語はシリーズ第一弾なのだとか。続編は「魔の海」。すぐにでも続きが見たいのだけれど、動画配信サービスに入っていなかった。
脇役の何人かは、とても懐かしい顔ぶれだった。ジェームズ・ボンドだったピアーズ・ブロスナン、「CSIニューヨーク」に出ていたギリシャ系美女のメリーナ・カナカレデス、そして「キル・ビル」がめっちゃかっこよかったユマ・サーマン。ブロスナンは最初すぐにどなたか思いだせなかった。どこかで見たことあるのに誰だっけ?状態というのは、ほんとにもやもやする。
“ヤングアダルト映画”に違いないのだけれど、手抜きをしていないのが素晴らしい。ぺらぺらのCGを見せられると、思い切りテンションが下がってしまうから。やはりヒドラのビジュアルが一番迫力があって良かった!
小さな羽根の生えたスニーカー、可愛いなあ…
桃子

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