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悪魔の金のlemmonのレビュー・感想・評価

悪魔の金(1941年製作の映画)
3.9
ブラックファンタジー。


「素晴らしき哉、人生」を想い出す。
内容は当然違うが、よりディープに、良い意味でえぐい印象😆。

貧乏な農夫が今の生活から抜け出せるなら悪魔に魂を売っていい!
と、思ったら、怪しいおっちゃんが現れ、お金持ちにしてくれた話。
ただし7年間の期間限定。これまた怪しい更新制度ありとおっちゃんは言う、、、怪しい😂。


いかにも人に流されそうな優柔不断な雰囲気を持つ主人公をジェームズクレイグが演じる。
これまでみた彼はスケール感じさせるどっしりとした役者のイメージだったけど、若い時はこんな雰囲気も持ち合わせていたんだなあと😄。

アンシャーリー、シモーヌシモンと女優陣は美しい。
シャーリーとクレイグは一瞬だがドキッとされる攻めのラブシーンありでインパクトはあった。
シモーヌの悪女っぷりも楽しい😄。

映像にも凝っていて、建物の奥行き利用したり、ファンタジーな雰囲気も演出したり、楽しさアップ😆。


一番良かったのは主人公を救うもうひとりの主人公エドワードアーノルド!
クライマックスの非現実的な世界観。
説得力を持たせてくれていたのは彼のおかげ🙇‍♂️。


あまりみたことがない雰囲気でとても面白かった!
少しだけ難しく話がわからないところがあって2回観てしまったが面白かった😊。
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