磨

機動戦士ガンダム0083 ジオンの残光の磨のレビュー・感想・評価

3.8
宇宙世紀ガンダムの中でかなり大好きな作品。おそらくガンダムシリーズに最初に触れた作品がこれだったと思う。先週鑑賞した作品は思い入れの強いモノが連続していたようです(笑)

全13話で構成されたOVA 「機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY」を編集した劇場版。当時は意味わからず楽しんでいたけど意味が“分かりまくって”も面白い。
OVA含め何度も観たし、現在もU-NEXTでは観れるのですが、個人的にガンダム屈指の名シーンであると思っている試作2号機の核弾頭発射シーンをどうしても劇場鑑賞したかったのでシアターに行ってまいりました。

ファーストとΖの間を埋める作品。しかし、明らかに後の世であるΖの頃より性能が上のモビルスーツ(モビルアーマー)がいるような気がするが、そこは上手い具合に戦後処理でお茶を濁し、Ζに向けティターンズの台頭も描いている。

キャラクターも魅力的で、ガトーさんはガンダム史上最も好きな男性キャラクター。台詞がいちいち癇に障るニナさんの悪女っぷりや、最初はただの悪だと思っていたが、こちらが歳をとる事に悲哀を感じるシーマ様も大好き(基本的に無骨な男と悪い女が好きらしい)
…とはいえ、劇場版になるとバニングさんやケリィの最期も描かれないし、ファンからするとやっぱりちょっと物足りない。
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