スガシュウヘイ

ONE PIECE ワンピース エピソード オブ アラバスタ 砂漠の王女と海賊たちのスガシュウヘイのレビュー・感想・評価

3.0
家で仕事中に子どもが見始めた。
私は見たことあったので、しばらく聞き流していたが、やはり気になってしまい、結局子どもと一緒に全部見てしまった笑。


アラバスタ編は、マンガでも特に好きなシーズン。

国王軍と反乱軍が、どちらも国を想って戦っている、というところが好き。
そして、それを裏から操るクロコダイルの圧倒的な感じも好き。


ビビの国を思う気持ち、
しかし、優しいだけでは誰も救えないという非情な現実。


ロシアとウクライナだって、優しい気持ちだけでは、もう収まらない。
それが戦争。


「失ったものは大きく、得たものはない。
 だが、これは前進である。
 戦った相手が誰であろうとも
 戦いは起こり、今終わったのだ。

 過去を無きものになど
 誰にもできはしない。
 この戦争の上に立ち、
 生きてみせよ!」

(アラバスタ国王 ネフェルタリ・コブラ)

これはワンピース屈指の名セリフだと思っている。


辛いことも多いが、
明日もまた生きてみる。


P.S.
あの状況でペルが生き残る理由がわからん。ペルを死なせなかったのは尾田栄一郎の哲学なのだろうか?

死んでしまった方がカッコいいのになぁ、と素人目には感じる。


公開:2007年
監督:今村隆寛