とみぷー

ミーン・ストリートのとみぷーのレビュー・感想・評価

ミーン・ストリート(1973年製作の映画)
3.0
たとえスコセッシ×デニーロの黄金コンビだとしても、ストーリーやキャラクターに感情移入が出来なければそれはやはりつまらないのである。この映画で監督は何を伝えたかったのか。どうして主人公はそこまでしてあいつを助けたいのか(罪の意識から来る罰の象徴としてあいつが存在しているのは分かるが、そもそもの罪が提示されていない)一切合切意味不明。唐突に出てくるてんかん持ちの彼女含め、キャラ造形を怠っている。そもそものストーリーラインが曖昧なのに、こんな奴らのどこを好きになれと言うのか。オープニングがピーク。期待し過ぎると痛い目を見るという事がよく分かる作品。
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