「恋は緑の風の中」
漸く初円盤化した家城巳代治の青春映画「わが青春のイレブン」と原田美枝子のデビュー作として知られる「恋は緑の風の中」のDVDが届く。これはまだ未見でタイトルしか知らなかった…
2019年の今までなぜかビデオ、DVDが出てなかった伝説の作品。
素晴らしかった。思春期真っ只中で性欲が芽生え始めた頃の少年少女達の複雑な感情を描き切ってる。
あと増村保造の大地の子守唄もそうだけど…
原田美枝子のデビュー作 & 家城巴代治監督の遺作なんですね……この作品…
中2…13歳から14歳…
多感で難しい時期…
…子どもでもあり…大人への階段を昇る時代…
「思春期の子どもたちの群像劇」…
1287本目。もう今では決して作り得ない映画という価値があります。高度成長時代、性の解放、ウーマンリブ運動という時代背景があっての作品ですが、それはおいても青春のもやもやを上手に作品にしています。子…
>>続きを読む変態家族 僕と両親
20分ほどで中断。家城巳代治って《姉妹》が素晴らしかったのに、この遺作ではどうしちゃったの?という恥ずかしさ。
主人公の佐藤祐介、時代もあるのだろうが気持ち悪い!
★中学二年生…
原田美枝子のデビュー作で家城巳代治の遺作
十代半ばの暴走気味な無垢さが目に痛いのだが今時分はこんな直球な感性の子供も少ないのかもしれないなと思ったり(それでも何かとオカシイ主人公なんだが)
にして…
心地いい緑の風に運ばれてくる甘酸っぱくて未熟な果実の香り。
芽生え始めた季節の拙さや滑稽さが懐かしくて不思議な味が舌先に残る
フォーク世代のアリスが爪弾く
" 黒い瞳の少女 "が印象的