Jasminne

恋は緑の風の中のJasminneのレビュー・感想・評価

恋は緑の風の中(1974年製作の映画)
3.1
アリスの歌声がいやに若くてテクニックに転んでない歌い方で実に良い。
第二次性徴期映画だから存分にファンタジーが含まれているんだけど、それに相対する原田美枝子の貧乏な暮らしと働く子どもぶりがファンタジーをぶち壊す。いつまでもガキじゃいられないという感じ。
ラストシーンの暗い雨で中学生の夢見がちな時期を洗い流すような印象が残る。
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