夏にまた見たくなりそうな映画だった。暑いのは嫌だけど、なんで夏の部室の蒸し暑さというのはこうも時々戻りたくなる風景なのだろうか。新幹線の移動時間に見たけど、上映当時に映画館で見られたらより一層楽しめた気がする。それくらい後半の畳み掛けは見ていてなんだか熱い気持ちになった。
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瑛太は本作が映画初出演らしい。ウォーターボーイズもそうだけど、若い頃の瑛太は真夏の田舎が似合いすぎるな。上野樹里はとても可愛かった。ムロツヨシが出ていることには最後の最後まで気づけなかった。
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とても舞台脚本的な台詞回しで、他の上田誠脚本作品も見てみたい。最後の名字のくだりはすごく良かったな。どうにもならないことへの諦めとも取れるし、未来は変えられるし、変えられることもすべて決まっている中での甲本の実現する抗いでもあるような気がした。
