Lila

スピードのLilaのレビュー・感想・評価

スピード(1994年製作の映画)
3.9
Huluでおすすめされてる!と懐かし過ぎて飛びつきました。90年代は、この作品抜きでは語れない。1994年?約30年前だと言うの!?恐ろしい。多少古臭さとご都合主義はありますが、今でも楽しく観れます。めちゃくちゃシンプルなので、何も考えなくていいのが魅力です。テンポ良くて、展開の気持ちよさも優しいです。

しかし、オープニングがこんなにダサかったとはw Microsoft Wordに出てきそうな、グラフィックとも呼べないタイトルとキャストの名前に永遠時間かけてる…音楽もキャッチーですが、厚みゼロの機械音、正に時代ですね。

バス爆発から、ザハリウッド感満載で最後のエンディングまで駆け抜けてくれる爽快さ!この感じ懐かしい!

最初のエレベーターアクション部分すっかり忘れてました。ここでキアヌと同僚のタッグをしっかり見せて、伏線作ってたんだなーと思い出しました。

もうとにかく、キアヌ・リーヴスがかっこ良すぎる!イケメン過ぎる!こんなに短髪キアヌがイケメンだったとは!と大人になって気づきました。銃を構える姿は、ハリウッド一ではないだろうか!この映画が売れた理由ですね。セリフが棒読みなのは、月日経て、もうキアヌブランドです。

この作品でスターとなったサンドラ・ブロックもハマり役!その後サンドラは色んなラブコメに出てましたが、意外と相手役と「お似合い」にならないなーって印象持ってました。でも、キアヌとはバッチリで相性良く見えます。キアヌとの出会いも成功の運だったかもしれない。

同僚役にジェフ・ダニエルズ置いてるのは、今見るとなかなか良いキャスティングです。あの絶妙な信頼感とプライド、柔らかさと皮肉さ、プロであり友人感も出せて、対キアヌとのバランスもとても良い。

そう考えるとキアヌは、自分はもちろん、周りの俳優を映えさせることのできるスターですね。今でも第一線で活躍しているわけです。

それにしても、キアヌが銃を持ってるなら、最初に走ってバスを止めようとした時に、バスのタイヤを潰して止めれば良かったのでは?って言うのは野暮ですよね。こんな事思ってしまう時、大人になっちゃったもんだ、と痛感しますw

ああ楽しかった、面白かった。こうなったら「ダイハード」「ツイスター」「身代金」「アルマゲドン」とかも観たくなってしまう…そのループに入ってしまうではないか!90年代映画は中毒性が半端ない。
Lila

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