ななし

スピードのななしのネタバレレビュー・内容・結末

スピード(1994年製作の映画)
4.3

このレビューはネタバレを含みます

若かりしキアヌを見たくて、久しぶりに視聴。
改めて見ると、この作品、タイクツなシーンがほとんどない。だいたい何かしら暴走してるのだが、ずっとドキドキハラハラ。音響賞をとってるだけあって、スピード感が加速し、臨場感も増している。
ジャックはクソイカれてるのだが、犯人もしっかりイカれ。別ベクトルにイカれてる2人なのだが、そこの対比がクイズを通して見えてくる。犯人だが、特におマヌケなワケでもないので見ててイライラしないのがいい。
そしてアニーがかわいい。底抜けに明るく、変にクヨクヨしたりしないのが好感が持てる。多分、誰でも惚れる。
脚本だが、ミニマムなスケールから話が周り、広がっていくスタイルなのでついて行きやすく、題名然り、スピード感がありダレないので名作というのも頷ける。時間を感じさせないというのは難しいことだが、それをやってのけたのはすごい。
俳優、脚本、音響、どれをとってもいい。
だが、少し残念なのは、ハリーがもういないこと…
展開上、彼の死は非常に重要なので仕方ないが…。
ななし

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