liar

50回目のファースト・キスのliarのネタバレレビュー・内容・結末

50回目のファースト・キス(2004年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

プレイボーイ×一日で記憶がリセットされる彼女

献身的な愛すぎてちょっと引く
小説とかだったら現実味薄れて、ちょうどのぼせやすいのかも

プレイボーイが謎の美学理論でヒロインを口説き落とそうとして、まじに惚れちゃう感じなんだろうけど、冒頭でスパイ(笑)だからあばよってしてた感じがあんなに真面目になるか…?ってなった
常に新鮮だからいいのか、恋愛のやりがいが半端ないのか、、ヒロインとの恋愛で強制されたんだろうか
大分介護的でしんどいけど、そこも職業柄というか主人公の不真面目さがいいように効いてバランス取ってる設定なのか…

毎日ヒロインを口説く過程は好き
セルフ人質とか強盗ごっことか文盲号泣おじさんとか
ペンギンが轢かれそうになってチビってるくだりも好き
地味にオットセイとか生き物がめっちゃ訓練されててずっと見てたい
(ハイタッチとかキス飛ばすとか…)
キャラそれぞれ濃くて会話が楽しい
パンケーキおじさんとの賭けのくだりとか好き
弟くん(高木さんの声の人だー)が主人公にいいようにあしらわれるのも笑える

ヒロインを止まってた時間から救い出した主人公だけど、逆に言えばリセットされる世界にヒロインを放流したわけで。
最終とかビデオを見てるあたり、記憶障害は完全に治ったわけでないのかなと思う
改善されたか、一部は主人公のお陰で残るようになった、あるいはセーブポイントが伸びた、のレベルかなと
そう考えると最後おにゃのこおったけど、モヤっとするかな
妊娠に対しての不安とかどうしてん、、みたいな

ただ記憶障害は治ったけどビデオを見るのは日課になってる、って感じだったらまあいいのかなとは思うけど
きっと前者な気がする、いいように解釈してねエンド
オチ以外構成とかユーモアよくて好き
liar

liar