レビューちょいちょいおやすみ中

25時のレビューちょいちょいおやすみ中のレビュー・感想・評価

25時(2002年製作の映画)
3.5
麻薬の密売人をしていたモンティは何者かに密告され、25時間後に懲役7年の刑で収監されることが決まっている
密告者は彼女なのか、それとも?後悔と絶望感でやり切れない思いをかかえるモンティの、収監前の最後の25時間が始まる


派手さはない
だけど自業自得だとわかっていてもいろいろなものに悪態をつくことしかできない主人公や、見て見ぬふりや止めなかったことを悔やむ周囲の人物の情緒が繊細に描かれていて、ヒューマンドラマとしてとてもよかった
特にさいごの畳みかけは染みるものがあった
虚ろな表情ながらも再起の決意を感じられた


フィリップ・シーモア・ホフマンはMI3からずっと好きな割に、名前ははじめて知った