春とヒコーキ土岡哲朗

オーシャンズ11の春とヒコーキ土岡哲朗のレビュー・感想・評価

オーシャンズ11(2001年製作の映画)
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小粋で熱いスペシャリストたちの全員野球。

髭を剃ってどハンサムになったジョージ・クルーニー。さらに、ブラピの登場でジワジワこっちのテンションは上がる。仲間集めでどんどん粋なヤツらが揃っていく。バシャーが後ろ手で爆弾を即座に組み立てるところとか、キザな演出がたまらない。マット・デイモンの登場シーン、小間切れに、電車内でのスリを描くのがおしゃれだった。話に乗ることを悩むマットに「とっとと中へ入れ」。才能をくすぶらせながらも躊躇う若人を受け入れてくれる先輩たち。まぁ、犯罪なんだけど。

それぞれのスキルを使った「連携プレー」にワクワクする。
彼らがどんな作戦を立てたのか、答えがわかるのを楽しみにしながら傍観。敵のベネディクトも、冷酷でいることが良いと思っているなかなか濃い悪役だった。