戦時中の恋物語ということで、原田知世、本上まなみ、永瀬正敏、小林薫、と時代にマッチしたキャスティングは良いのだが、ひとまわり年齢が上じゃないのか?小林薫はふたまわり上のような気が。その時代の清廉さを…
>>続きを読む【四の五の言わずに黙って結婚していた昔の日本人】
黒木和雄監督作品。
終戦間近の九州を舞台に、兄夫婦と暮らす紙屋悦子(原田知世)が、ひそかに思いを寄せている海軍将校とは彼の特攻隊出撃により別れ…
かつて同世代男子が原田知世にトキメク様子に、当時は、「貴和子の方が絶対美人じゃん」とか「薬師丸の方が華があるのに」と思っていたが、本作を観て、なるほど、そういうことだったのね、と納得。
この透明感…
反戦映画の形を取ってはいるが、戦場など一切写されないし、生と死を感じさせる部分もない。
それなのに戦争の重さを体感させる。
両親を亡くした悦子と兄夫婦。
その悦子に勧められたお見合いのためにやって…
黒木和雄監督の遺作です。
黒木和雄監督の作品を見るのは「浪人街」「父と暮せば」に続いて3作目です。
両方とも楽しめましたが、すごく良いという程でもないというのが感想です。
今作ですが、最初の回想シ…
↓のレビューは。今はもうなくなってしまった映画レビューサイトに、鑑賞直後に投稿したレビューを。こちらのサイトに移行する際に、以前のアカウントにて投稿したレビューになります。
☆☆☆☆★
泣きまし…
映画は秋、病院の屋上での老夫婦の会話から始まります。秋であることは1本のすすきの穂から分かるのですが、そこで語られる出来事は春の初めのサクラのつぼみがほころび始めてから散るまでの数週間の出来事です。…
>>続きを読む「ここで待っちょいますから…きっと迎えに来て下さい」戦争末期、無事を祈って待つことしかできない女の精一杯の言葉。想いの人は特攻隊で出撃し帰らぬ人に、その想い人から紹介された真摯な縁談相手も転地するこ…
>>続きを読む1回目2006年11月16日
静岡シネ・ギャラリーへ浜松から遠征して見た。
黒木和雄監督の遺作となった本作は浜松で関わっていた自主上映会でも上映したかったけど(ブログに書くなら大人の事情でとかボヤか…