映画は秋、病院の屋上での老夫婦の会話から始まります。秋であることは1本のすすきの穂から分かるのですが、そこで語られる出来事は春の初めのサクラのつぼみがほころび始めてから散るまでの数週間の出来事です。…
>>続きを読む「ここで待っちょいますから…きっと迎えに来て下さい」戦争末期、無事を祈って待つことしかできない女の精一杯の言葉。想いの人は特攻隊で出撃し帰らぬ人に、その想い人から紹介された真摯な縁談相手も転地するこ…
>>続きを読む1回目2006年11月16日
静岡シネ・ギャラリーへ浜松から遠征して見た。
黒木和雄監督の遺作となった本作は浜松で関わっていた自主上映会でも上映したかったけど(ブログに書くなら大人の事情でとかボヤか…
岩波ホールで鑑賞。(前売券1500円 ⇒ 岩波ホールの前売券はいつも若干高めだが已む無し)
黒木和雄監督が亡くなった直後に公開された作品。
第二次世界大戦の敗戦色濃い時代、紙屋悦子(原田知世)は…