子どもたちの伝えようとする力、耳を傾けようとする力、違うと思うことに"No."を言うことのできる力に感動した。
「黙ってよ。」「待てよ。」「彼の話を聞けよ。」
言えない。自分の話を聞いてくれない人や友達の話を聞かない人、上手く伝えられずに口ごもった時に待ってくれない人に対して、こんなこと言えないなと思う。そうして、自分の伝えたいことを諦めてしまうことがある。そして、私も伝えようと努める人に耳を傾けずに流してしまうことがあったかもしれないと反省した。
子どもには、この世界がどう見えているのだろうか。
悩んだときは真っ先に小さな「友達」に相談している。彼らは大きな友達より、ずっと正直で勇敢だ。
「心はお腹にある」という子どもの発言、聞いた瞬間はなんだか可愛いなくらいだったけれど、ジワジワと「分かるかもしれない......」に変わってきている。
