1914年、サイレント時代の連続活劇映画『ポーリンの危機』
主人公であるポーリンが毎回危機的状況に追い込まれ、それを乗り切るアクションが痛快で当時大好評だったといいます。ポーリンを演じていたパール・ホワイトさんは「連続活劇の女王」と呼ばれていたんだそうな。
淀川さん絶賛のパール・ホワイトさん。持ち前の運動神経の良さで、スタント無しで様々なアクションをこなし、初のアクション女優としてご活躍されていたんですって。へえ。
彼女が出演した映画は、今ではそのほとんどが現存していないので観ることはできませんが、そんな彼女の伝記映画なら観ることができます。それが『ポーリンの冒険』です。
パール・ホワイトを演じたのは「ブロンドの爆弾娘」こと、ベティ・ハットン。
元気はつらつ!!
オロナミンC!!
みたいな演技してました
頼れる先輩は、どこかで見たなと思っていたら、コンスタンス・コリアーさんですね。ヒッチコック大先生の『ロープ』に出てましたね。
ファイトー!いっぱーーーっつ!!!
みたいなノリかと思いましたが、やっぱりオロナミンCでした。
この映画、ミュージカルみたいに始まるのですが、ミュージカルなのは最初だけなんです。コメディっぽく進みながらロマンスも味わえるちょっとしたスタア誕生。
パール・ホワイトさんの伝記映画なのですが、wikiを見た感じ、だいぶ脚色されてましたね。もはや別の人生を歩んでいるレベル。いいの?
個人的には最初のミュージカルを貫き通して欲しかったという思いは未だにある。ポカリスエットのノリの方が、個人的に好きです。