いやよセブン

アーティストのいやよセブンのレビュー・感想・評価

アーティスト(2011年製作の映画)
3.0
フランスが、ハリウッドの無声映画からトーキーへの変遷を、恋愛ドラマに仕立て、無声映画という大冒険をして成功させた作品。
無声映画からトーキーへの移行は「雨に唄えば」で面白おかしく描かれている。
この映画の主人公(ジャン・デュジャルダン)も無声映画にこだわり、スターの座から転げ落ちる。
無声映画は音がない分、画面に集中して見入ってしまう。
その結果、音はストーリーとは関係なく、役者の息使いや環境音に意味があることに気付く。
思ってた以上に面白く、幸せな気持ちにさせてくれた。