むらJ

人でなしの女のむらJのレビュー・感想・評価

人でなしの女(1924年製作の映画)
-
ほとんど100年前の映画にも関わらず、非常な完成度。後付けということらしいが音楽も素晴らしい。人類(humanité)のために自らが実験台となった女は、同時に人でなし(L'Inhumaine)でもある。映画からは科学の進歩に対する批評的な眼差しはそれほど感じなかったが、タイトルは明らかに一つの逆説を暗示しているように思える。
むらJ

むらJ