おなかすいた

人でなしの女のおなかすいたのレビュー・感想・評価

人でなしの女(1924年製作の映画)
3.9
交歓するモダン 機能と装飾のポリフォニー展で鑑賞。

フランス映画って難解でとっつきにくそうな感じがしていたけど、とても面白かった。

ノーセンが死んだふりして、ショックでクレールがあわあわしている時に強風が吹いているのとか映像に惹き込む仕掛けがされててよかった。

発明家のノーセンが自分の発明品のラジオで歌姫クレールの歌を世界中に届け、その様子をテレビで映して見せてあげているのとか、ほのぼのしていて良かった。(インスタライブのハシリみたいじゃんね)

恋敵の人がヘビでクレールを殺して、ノーセンが自分の発明で彼女を生き返らせるのも、何がどう作用しているのかわからない発明品が大きく動いて面白かった。