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さよならをもう一度のaaaakikoのレビュー・感想・評価

さよならをもう一度(1961年製作の映画)
3.5
中年イングリット・バーグマンがそれはそれはもう美しかったです。
年下男に向ける鷹揚な笑みがたまらない。
美しい!好き!
わたしもあなたの胸に抱かれて泣きたい!

ストーリーはなんだか終始イライラしてしまって、ポーラの美しい顔だけを見て一時間半耐えていたけれど、あのダンスのシーン(手握るとこ)でブワッてなりました。
そして、ラスト間近のポーラの叫び。ラストシーンの鏡に映るポーラ。
そこには聡明な女性ならではの悲しみ、諦めが映し出されていました。

男はいくつになっても許されて、女はダメなのかよ!と、現代でこういう映画作ったらそんなようなこと言われそうだけど、わたしのような古い人間は、ま、こうなるよね、と納得できました。
相手がイヴ・モンタンだったから許せただけかもしれないけど…
それにしても、イングリット・バーグマンと、イヴ・モンタンと、アンソニー・パーキンスの三角関係って、配役だけみてると凄まじいことが起きそうですが、いたって現実的でした。
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