三四郎

さよならをもう一度の三四郎のレビュー・感想・評価

さよならをもう一度(1961年製作の映画)
3.1
サガンの小説だと『悲しみよこんにちは』よりも、この『ブラームスはお好き』の方が好きだ。

バーグマンは若かりし頃の美しさはもう失われている。
パーキンスが「僕は一種の間奏曲だったんだ」と言うところで『別離』の「私は彼の人生における間奏曲だったの」という名シーンがフラッシュバックしてきて、なぜか懐郷の念にかられた。あの時あの科白を言った若いお嬢さんが年月を経て言われる側になったのかぁ…。感慨深し。
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