タズシネマ

愛と死の記録のタズシネマのレビュー・感想・評価

愛と死の記録(1966年製作の映画)
1.5
【タズシネマ】東京MX
録画してたやつをようやく(モノクロアレルギー克服はしとるんじゃけど、モード入ってないとよう観れんけんのう)。

時代が巡って色んな価値観が変わってるのに今見てもクソかわいい吉永小百合がすごい!広島弁もかわいい。

前情報なしで観ててただの昭和の広島の恋愛ものかいなと思てたら、原爆症の話なんですね。ポツダム宣言から20年後の広島(1965/昭和40年)、20代と思しき男女の普通の恋愛、でも彼氏は被爆者だった。大量に浴びた放射能は20年の歳月をかけてじわじわと身体を蝕んでいた。。

自分が間も無く死ぬ時に、最愛の人を悲しませないように遠ざけるのか、はたまた死がふたりを別つまで側にいて欲しいか考えました。うん、なってみないとわからない。あとレコード屋と印刷屋というとこがまた、愛と死の”記録”を暗喩してんのかと勘繰ってしまいました。

そして長々と書いときながら結論映画としては間延び感あってイマイチでした。
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