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ビバリーヒルズ・コップのdaiyuukiのレビュー・感想・評価

ビバリーヒルズ・コップ(1984年製作の映画)
4.0
腕はいいが問題ばかり起こし、上司のトッド警部からも見放されたような状態のデトロイト市警察本部の若手刑事・アクセル(エディ・マーフィー)は、ビバリーヒルズからやってきた幼馴染のマイキーと再会するが、その夜にマイキーが殺害される。
マイキーの仇討ちを決意したアクセルは、犯人を追って単独でビバリーヒルズに乗り込み、規則に忠実で洗練された地元(ビバリーヒルズ警察)の刑事達と衝突しつつも巨悪に迫る。
コメディアンのエディ・マーフィーがフットワーク軽く、お得意のマシンガントークを武器に事件を解決するシリーズ第1作。
昔はワルだった時に培ったしたたかさとお調子の良さとフットワークの軽さで杓子定規なビバリーヒルズの刑事タガートやビリーを時に出し抜き時に協力しながら捜査するアクセルの軽やかさとマシンガントークが、スカッとします。
マイケル・ジャクソンの取材しに来た記者を装いちゃっかりスイートルームを用意させたり、自分に張り付いているタガートとビリーにルームサービスを届けさせ出し抜き捜査に出掛けたり、調子の良さと鮮やかさに見ているこちらもタガートやビリーのようにアクセルを気に入って、応援したくなります。
お調子の良さの中に、親友を殺した犯人や杓子定規なビバリーヒルズの刑事に対する怒りと熱い正義感を秘めて、軽やかに俺流捜査を貫くアクセルを演じるエディ・マーフィーの魅力が、充分発揮された傑作刑事アクションコメディ映画です。
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