ボー(ゲイリー・クーパー)、ディグビー(ロバート・プレストン)、ジョン(レイ・ミランド)の3兄弟は英国ブランドン家の養子として育った。経済的に苦しい中、ボーは家の唯一の宝石を盗んで、そのまま外人部隊に入ってしまう。兄弟も後を追い、戦争の中でボーの行動の真相が明らかになる。
「つばさ」「民衆の敵」のウィリアム・A・ウェルマン監督による謎解きをはらんだ戦争映画。
戦闘シーンはほどほどに、ミステリーの部分が最後まで楽しませてくれる。
そして、何といってもゲイリー・クーパー、ロバート・プレストン、レイ・ミランドという豪華兄弟のアツい絆が見どころだ。ついでにボーの少年時代を演じてるのはドナルド・オコナー。
家でも戦場でも、常にアイコンタクトで気遣うところがいい。
一方で敵役のブライアン・ドンレヴィの憎たらしいこと!士官として優秀な分、いやらしさも倍増だ。
爽やかなようで悲しい結末だが、またリメイクされてもおかしくない良く出来たプロットだ。