しゅん

神経衰弱ぎりぎりの女たちのしゅんのレビュー・感想・評価

神経衰弱ぎりぎりの女たち(1987年製作の映画)
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話のノリもテーマも土地も違うのにジョナサン・デミ『愛されちゃってマフィア』テリー・ギリアム『未来世紀ブラジル』と同じフィーリングを感じる。時代のムードの支配力が強いってことか。テロテロの服とか部屋のプラスチック感とか、あと電話の扱いに似たものを覚えた。

赤と青の交差に緑が混ざったあたりから話が面白くなってくる。前半の煙草ボヤ騒ぎとか電話投げるシーンとかタクシーでのやりとりとか退屈と苛立ちが混じる気持ちでみてたけど、警察が部屋に来てからの展開が楽しくて忘れた。カルメン・マウラの目が強い。
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