ニクガタナ

イン&アウトのニクガタナのレビュー・感想・評価

イン&アウト(1997年製作の映画)
3.4
ゲイカミングアウトもののドタバタコメディ。公開当時、隠語「クローゼット」の意味も知らず、タイトルの意味がわからなかった。そもそも「カミングアウト」という言葉も知らなかったくらい。20年でLGBTを取り巻く環境は大きく変わったなぁ。当時は理解が無かったからこそ無邪気に笑えたのかも。設定がややこしく、アカデミー賞授賞式で主演男優賞を取った教え子に、ゲイ呼ばわりされた結婚間近の男性高校教師が主人公。演じたケヴィン・クラインの困惑、狼狽、嫌疑払拭奮闘ぶりが可笑しい。単にあまり深く考えてない脚本かもしれないが、意外なオチに驚いた。同性愛者が観てこのオチに納得いくのかどうか疑問。
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