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わが母の記のENDOのレビュー・感想・評価

わが母の記(2011年製作の映画)
4.0
いきなり小津の『浮草』とか言っても詮無きこと。トボけてるのかボケてるのか分からないキャラクターって認知症の症状か否かその境界が曖昧である。ここぞという時に明晰な母・樹木希林と三女・宮崎あおいは世代を超えて重なる。忖度ばかりの人生なので、こんな人間に憧れる、60年代の営みにも。死ぬほどsnobである成功者の暮らしだけど。
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