ルッキオ

ジャン=ポール・ベルモンドの 恐怖に襲われた街のルッキオのレビュー・感想・評価

4.1
TBSラジオ「アトロク」ではポリス・ストーリーの原点と言ってたけど、キャラクターとしては「リーサル・ウェポン」の方が強いと思う。

キャラもそうだが、本人が演じるスタントやばすぎる!
ヘリコプター以上に「え?ウソでしょ?」っていうシーンがありました。
今だったら絶対許可が下りないだろうし、ホントどうかしてる(褒め言葉)

落ちたらアウトな高さの百貨店の屋根でのスタント(下にマットがあったとしても怖すぎる)
地下鉄チェイスからの列車の上!(←コレ)
ヘリコ宙吊りからのブランコ!
ベルモンド当時42歳ぐらいですよ。
どんだけ高いところが好きなんだっていう。
超絶的身体能力じゃないから余計に怖く感じるという、ね。

正直、アクションシーン以外のドラマパートは冗長なのでウトウトしちゃいます。
連続殺人の話だけでもお腹いっぱいなのに、なぜか銀行強盗犯の話が入ってくる。
別になくてもいい話だったりして無駄に長いのはネック。連続殺人の方も犯人すぐ分かっちゃうのでミステリとしても弱い。

銃を撃ちまくる刑事モノというジャンルなんですが、電車内で人が目の前にたくさんいるのに銃撃戦やる映画はあんまり観たことない。
この辺が「リーサルウェポン」ぽいところ。
ルッキオ

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