このレビューはネタバレを含みます
どんでん返しがあるとわかっていても予想外なラストで、最後まで真相を探りながら観ていたもののまんまと騙されました！
前半の陰謀系サスペンスも見応えがあり、同時に主人公の崩れていく精神状態も加え、どれが現実でどれが幻覚なのかわからない感じも面白かったです。
消えた相棒の死体やなにかを隠す患者や労働者など謎が多く渦巻く内容に、後半になるにつれてどんどん惹き込まれました。
ラストのまさかの真実も主人公同様すんなりと信じれはしなかったものの、話を聞くにつれて真実がわかり、謎が明かされていく様はスッキリする程気持ちが良いのと同時にあまりにも辛過ぎる真相に胸が苦しくもなりました。
そりゃそんな事が起きれば頭おかしくもなるよなぁと納得させられました。
またストーリーに加え、悪夢のおどろおどろしい演出や隠れた病棟の不穏さもかっこよく、映像自体も美しかったです。
最後の切なさの残るラストも余韻を感じられて良かったです。
記憶を消してもう一度観たいのと、知った上でもう一度観たいと思う作品でした！
