このレビューはネタバレを含みます
精神病に関するお話。
けっこう精神病を題材にした作品って多いですけど、ここまで先の展開が気になるものは初めてでした。
以前に見た映画のメメントもそうでしたけど、正常だと思っていた自分が異常だったパターン。
主人公テディは現実を受け入れないようにするため、自分で設定した世界観があり、病院側はそれを利用して治療しようとするもの。
テディのロールプレイングに皆が付き合います。
見たあとで分かる、所々でロールプレイングと思われる所作がナイス。(失踪した患者を探すシーンでの警備員のやる気なさとか)
全体的にとても好きでしたが、
最序盤の施設まで案内されるシーンのBGMについて一言。
不安感を全面に押し出した迫真の音楽を全力で主張してくるので、その勢いに何か笑っちゃいました。