ユウ

007/私を愛したスパイのユウのネタバレレビュー・内容・結末

007/私を愛したスパイ(1977年製作の映画)
3.6

このレビューはネタバレを含みます

007シリーズ10作目の映画。
ソ連のスパイのトリプルXと、原子力潜水艦ポチョムキンの失踪の真実を探る007の話。

ボンドカーのエスプリは水陸両用で、未来の車感が満載。
舞台はエジプト。このロケーションも毎回の楽しみの1つ。後半はイタリアのサルデーニャ島。

悪役は、なんといってもジョーズの歯。チェホンマンか!というくらいの体格と、ジャック・ハンマーを彷彿とさせる噛み技。むしろジャックの元ネタがこいつ?

今作は、『007は二度死ぬ』に随所が似ているなと感じました。
潜水艦が拿捕されるシーンもまんまだし、後半の潜水艦乗組員対敵組織もほぼまんまだし、ジェットコースターみたいな施設の乗り物も。
あとは敵に体格がいいデカいやつがいるのも。
敵の行動概念が金ではなく、海を守る?だかいう人から地球を守る!てのは、単純な悪役にはない意思でなかなか良かったけど。ガンダムみたいだな。考えると。

そういう意味では『007は二度死ぬ』には勝てないな…と思いましたが、面白かったです。
ユウ

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