このレビューはネタバレを含みます
007シリーズ10作目の映画。
ソ連のスパイのトリプルXと、原子力潜水艦ポチョムキンの失踪の真実を探る007の話。
ボンドカーのエスプリは水陸両用で、未来の車感が満載。
舞台はエジプト。このロケーションも毎回の楽しみの1つ。後半はイタリアのサルデーニャ島。
悪役は、なんといってもジョーズの歯。チェホンマンか!というくらいの体格と、ジャック・ハンマーを彷彿とさせる噛み技。むしろジャックの元ネタがこいつ?
今作は、『007は二度死ぬ』に随所が似ているなと感じました。
潜水艦が拿捕されるシーンもまんまだし、後半の潜水艦乗組員対敵組織もほぼまんまだし、ジェットコースターみたいな施設の乗り物も。
あとは敵に体格がいいデカいやつがいるのも。
敵の行動概念が金ではなく、海を守る?だかいう人から地球を守る!てのは、単純な悪役にはない意思でなかなか良かったけど。ガンダムみたいだな。考えると。
そういう意味では『007は二度死ぬ』には勝てないな…と思いましたが、面白かったです。