画面に映るものだけが絶対的な真実ということが貫かれていて、イメージの優位性を高めたいがために、カメラが捉えることのできないウソ(言葉)によってカップルが貶められていく。その徹底ぶりは、ラストで声が聴…
>>続きを読む最初にして最高のボニー&クライドもの。演出が尽く良い。ラングの非常に世界にとことん追い込まれてゆくフォンダとシルヴィア・シドニーもバッチリ。神父のボイスオーバーと、目前に在る筈の、国境の向こう側、自…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
ヘンリー・フォンダが若い。ノワールの古典とも言われるが、実はあまり犯罪映画然とはしていない。過去の罪から逃れられない男の物語は、喜劇にも悲劇にもなりえるので、今でこそ割とありふれたストーリーラインだ…
>>続きを読む探していたフリッツ・ラング作品をU-NEXTで発見。
次に罪を犯したら死刑になるという男が、恋人と人生の再スタートを切った矢先に冤罪で捕まった。
前科者には世間も冷たく、関係無い罪まで背負わされ…
このレビューはネタバレを含みます
最初から最後まで目が離せない傑作ノワール。ボニー&クライドをモデルにした最初の作品とのことだが史実とは全く異なるストーリー。2人が犯罪を犯しつつ逃避行するシーンはほとんど描かれず幸福を求めながらも運…
>>続きを読むNo.1662 監督はお馴染みのフリッツ・ラング。1937年の作品、フィルム・ノワールの古典映画です。
公選弁護士事務所で働く恋人ジョー(シルヴィア・シドニー)の尽力で、短期で出所しトラック…
1937年にこの完成度の映画を撮れるなんて、天才の一言に尽きる。
これは他にも様々見なくっちゃ。
『12人の怒れる男』を観たばかりなので、裁かれる側のヘンリーフォンダにびっくり。目線と表情だけで…