すずす

東への道のすずすのネタバレレビュー・内容・結末

東への道(1920年製作の映画)
3.6

このレビューはネタバレを含みます

グリフィス監督、リリアン・ギッシュ、リチャード・バーゼルメスのコンビによる『散りゆく花』に続く恋愛劇。しかし、クライマックスにはサスペンスが待っています。

悪い金持ち男に騙され、身籠った女が捨てられて、私生児を産むが赤ん坊は死去。
憔悴の末、拾われた家の家族に愛されるも、過去が発覚。
自暴自棄になって吹雪の夜に家を出て、氷の川に流されていく------

物語はありきたりで、見所はクライマックスの氷の浮かぶ川を流されるギッシュと、追い掛けるバーゼルメス。滝壺に落ちていく氷、流され2人の脱出劇は、ハラハラドキドキのアドベンチャラスな展開となり、エンディングは題名の如し。

DVDに淀川先生の解説が付いていましたが、物語説明が少し間違っていた。伝説はデジタル化しない方が良いのかな!?

終幕近いtsutaya渋谷店でレンタル。暫く、通ってみたい。
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