アニータ

東への道のアニータのレビュー・感想・評価

東への道(1920年製作の映画)
5.0
名作中の名作。1920年代相応の撮影技法の中で1番目立ったのは平行モンタージュ技法だったように感じる。同じ時間軸の中で違う場所で起こっている出来事を数秒単位のショットで入れ込むことによって映画自体に厚みを持たせ、観客をより映画の中に引き摺り込んでいるように感じた。
そして、あの有名な極寒の川を流れるリリアンギッシュのショットあんなん撮ろうとするなんてGWグリフィスも鬼だなと思ったが、アメリカ映画の最高峰とも呼ばれるようになった由縁だと感じる。
リリアンギュシュの演技力は言わずもがなだが、リチャードバーセルメスは、散り行く花の時とはまた違った魅力を引き出していたように感じる。とんでもなくかっこよかった。
本当に素晴らしい映画だ、是非みなさんに観てほしい‼️
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